中古パソコンはネット通販or実店舗のどっちで買うべき?
中古パソコンを購入する場合は、実際に足を使って実物を見て購入したほうが良いです。なぜなら、中古のパソコンの場合は、写真で見てもどの程度傷があるのかや、どんな不具合があるのか全て確認できるわけではないからです。
ですので、トラブルが発生したときに、修理または補償が効くのかといったアフターサービスの充実した実店舗で購入した方が安心できます。
もちろん、実際のお住まいや生活の都合などで店舗に足を運ぶことが難しいといった場合や、欲しい商品を取り扱っている商品が遠くの店舗にしかないといった場合にはネット通販を利用するしかありません。
参考にしている記事は下記となります。
» 【おすすめを紹介!】失敗しない中古パソコンショップランキングと選び方&買い方を解説!
ネット通販のメリット
ネット通販のメリットは実店舗に比べ商品が充実しているということです。
他店との値段の比較や、比較的古い商品であっても取り扱いがあったりなど、実店舗に並んでいる商品もネットで取り扱われているので、たくさんの中から好みの商品を選ぶことができます。
人気の商品で取り扱いがたくさんある場合であれば、値段の比較がしやすいといったこともあげられます。状態を問わず最安値で購入したいといった時などはネットで検索する方が素早く見つけることができます。
ネット通販のデメリット
反対にデメリットとしては商品の状態を確認するのが難しいといったことです。
中古の状態は店舗の方が基準を作って評価していることがほとんどですが、個人の主観が入っているので、人によっては届いた商品を見てがっかりといったことも考えられます。
また、ネット通販では規模の小さい店舗も多いので、初期不良などのトラブルがあった時に対応してもらえるかといった点で不安が残ります。
実店舗のメリット
実店舗のメリットは、商品の実際の状態を自分の目で確認できることです。また何か不明なことがあった時に店員にすぐに聞くことができます。
傷の程度やパーツの日焼け具合などは、写真で見るのと実物を確認するのとでは印象が異なることが多いですから、それらを納得がいくまで自分の目で確認できるといったことは大きいです。
新品の商品と違って中古の商品ですから、不具合や初期不良のトラブルの可能性はどうしても高くなりますが、実際の店舗のほうが不具合があった時のアフターケアが充実していることが多いです。
もちろん、商品によってはバルク品として、ノークレームノーリターンのものもありますから、しっかり確認することが必要です。
実店舗のデメリット
デメリットは、実際の店舗だと取り扱いの商品に限りがあるということです。
商品を陳列するための物理的なスペースが必要ですから、取り扱われる商品の数にも限りがあります。中古の商品は一点ものがほとんどなので、実際に店舗に行ったときに売れ切れているといったことも考えられます。
また、実際の店舗があるお店であれば人件費や店舗の維持費といったものが値段に反映されていることが多いので、どうしてもネットに比べ割高な傾向にあります。
中古パソコンの正しい選び方・注意点
最新のものと違って、中古を選ぶわけですから何を妥協して、何が譲れないのかはっきりさせれから商品を選ぶことです。
綺麗で最新でアフター補償もとなれば、新品の商品にはかないません。また、たくさんの商品を見ていると、新しい商品のほうが機能が進化し改善されているのでそちらのほうが魅力的に映ります。
しかし、値段が抑えられていたり、商品が販売されてから時間が経過していることで、動作が安定していたりなど中古パソコンにも魅力はありますので、自身が何を求めるのかを明確にしましょう。
知っておきたいパソコンのスペック知識
パソコンのスペックを示すものはいくつかありますが、中古のパソコンを選ぶなかで特に大切なものをいくつかご紹介します。
CPU
パソコンの頭脳といわれる重要なパーツです。インテルの商品であればi3やi5、i7といったCoreiシリーズが人気です。
数字が高い方が上位モデルになるのですが、それだけでスペックが決まるわけではないので注意が必要です。
単にi7としか紹介されていない商品をよくみかけますが、これだけではいつ発売された商品なのかわかりません。
最新のものもあれば2008年のi7もあります。当然発売された年度によってスペックが違いますので、i5やi7の後に続く型番が明記されていない商品は確認する必要があります。
メモリ
パソコンの作業領域といわれるパーツで、一般にはメモリが大きいほど作業効率が上がり、処理が早くなるといわれています。
これらは後から追加したりすることもできますが、型番が変更されていたり、ノート用やデスクトップ向けのものであったりと互換性はありませんから、購入時には注意が必要です。
店舗によっては追加料金はかかりますが、メモリを追加してくれるところもありますので、パソコンの中をいじることに抵抗があるのであればおススメです。
OS
OSはコンピューターを動かすためのソフトウェアのことです。主にMicrosoft社の WindowsやApple社のMac OSなどがあります。
最新の商品を買うのであれば問題ありませんが、中古パソコンだと、ひとつ前のバージョンのOSを採用していたりと、異なることがありますので注意が必要です。
使いたいアプリケーションによっては、最新のOSに対応していないといったことも考えられますので、目的のアプリケーションが対応しているかの確認もしておきましょう。
用途別に!アナタに最適なパソコンのスペック
一口にパソコンとってもワープロのみで使う場合と、最新のネットゲームや動画を編集する場合とでは、必要とするスペックが異なりますので、それぞれの用途に合わせたパソコンを選びましょう。
事務作業
最低限必要になってくるのは、WordやExcelといったオフィス用のソフトです。リリースされた年度によって、ファイルの拡張子が変更されたりしているので、注意しましょう。
基本的には新しい年度のものは互換性がありますから、大丈夫なことが多いです。それでももし不安であれば購入前に確認しておきましょう。
インターネット閲覧
ネット閲覧において必要になってくるのは動画などの映像処理ですが、こちらも極端に古いものでなければ、問題はありません。
一つ注意点としては、古いタイプのネットブック等だと、携帯性のためにぎりぎりまでスペックを落として作られていることがあるので、購入を控えた方がよいでしょう。
ゲームや動画編集など
商品によってはネットゲーム対応や動画編集にお勧めなど宣伝している商品がありますが、そのまま鵜呑みすることはおススメできません。
動作はするけれど、ものすごい時間がかかったり、カクカクしてしまって実用に堪えないといったことがあります。
ゲームであったり、動画編集など目的が決まっているときは、メーカーのHPで推奨スペックを確認し、それらを満たすようなパソコンを選ぶことが重要です。
まとめ
中古パソコンは値段やお手軽さなど、新品のパソコンにはない魅力がたくさんあります。中古パソコンを購入して何をしたいのか。
年式や傷み具合など、どういったことなら妥協できるのか。目的を明確にして探せばよい商品がきっと見つかります。
ネット通販や実店舗での購入のメリットデメリットを把握して、あなたにあったパソコンを選びましょう。